嫌なことを思い出す


お皿を洗っている時。

お風呂に入っている時。

夜間授乳を終えた後の深夜。


もう終わったはずのことなのに、あの時の嫌な言葉や悲しかった出来事が、急に頭の中にタイムスリップしてくる。

目次

私の記憶 ―産後―

ずっと心に残っているトゲのような記憶は山ほどある。


最近でいうと、帝王切開で出産して間もない頃。

過去に帝王切開を経験した女性から、
「横切り(横切開)は全然痛くないみたいですね。 私は縦切りだったからそんな風に笑えなかった(笑)」

と言われたり。


職場の上司に、緊急帝王切開になりましたとLINEで報告したら、
「あー、陣痛経験してないやつね(笑)」

と返ってきたり。

命がけで我が子を産んだ直後の、心も体もボロボロだったあの時。

悪気があるのかないのか分からないその言葉たちに、当時の私は傷つけられた。

今思い出しても心がざわざわと波立って、イライラが込み上げてくることがある。

相手にはノーダメージ

初めは、思い出すたびに眠れなくなった。
思い出すたびに目の前のことに向き合えなくなった。



でも、ある時ふと思った。

私がどれだけ思い出してイライラしても、身近な大切な人に愚痴を言ったとしても、
現実の状況は1ミリも変わらないし、何より、その言葉を放った相手には何の影響もない。

自分の大切な時間をイライラで支配されている間も、相手はのんきに普通の生活を送っている。


なぜ私だけが苦しんでいるのか?もったいないし、悔しい。
私は、私と周りの人たちとの時間を大切にしたい。


そう思った。

魔法の切り替えルーティン

それから私は、嫌な記憶が頭をよぎった瞬間、あるルーティンを取り入れた。

頭の中で、過去の嫌なことを思い出したとき。
それに気づいた瞬間に、

パチン

と、あえて実際に手を叩いて音を鳴らす。


そして、心の中か、実際に「はいっ!」と言う。

そこで思考を強制的に止めて、その瞬間に頭から消し去る。
それ以上は考えない。



難しそうに見えるが、やってみると意外と思考は止まり、
それから繰り返すたびに、みるみる嫌なことを思い出す回数が減っていった。

まあるく生きる


優しい気持ちでまあるく生きていたい。


傷ついた事実は消えないし、無理に許さなくていい。

忘れられないことを無理に忘れようとする必要はない。



でも、自分の大切なエネルギーをどこに使うかは、自分で決めたい。

嫌な言葉に打ちのめされない強さを持つために。

もし今、嫌なことを思い出してモヤモヤしている方がいたら、試してみませんか?

せーの、
パチン はいっ

心の中は、大好きなことや、優しい思い出で満たしていきたい。
今日ものんびり、あなたらしく。

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